NEWS

ニュース

2025.03.26

お知らせ

「サステナブルな地下駅」を目指す田園都市線5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」

第1弾 駒沢大学駅リニューアル工事が竣工し、4月13日から駅構内デジタルサイネージ「GUG PLATFORM新たな情報発信媒体として導入します

東急株式会社(以下、東急)と東急電鉄株式会社(以下、東急電鉄)が進める田園都市線地下区間5駅(池尻大橋駅・三軒茶屋駅・駒沢大学駅・桜新町駅・用賀駅)のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」(以下、本プロジェクト)の第1弾である駒沢大学駅リニューアル工事(以下、本工事)が2025年3月31日()に竣工し、2025年4月13日(日)から駅構内デジタルサイネージ「GUG PLATFORM(ジーユージープラットフォーム)」(以下、本サイネージ)を新たな情報発信媒体として導入します。
本サイネージは、ホームからコンコースまで連動し、改札外通路の「CORRIDOR VISION」、改札内階段正面に設置した「STEPS VISION」、ホーム階の「RAIL VISION」から構成されています。鉄道運行情報や広告のみならず、地下空間の駅の中でも、地上や地域とのつながりを創造することを目的に、都立駒沢オリンピック公園や周辺のまち並みから着想を得た、約130種類にもおよぶ大小さまざまな多彩なアニメーションを組み合わせ、駒沢大学駅周辺の天気や季節の移ろいに合わせてイラストや色調が変わり、時間帯によってメッセージが変化するオリジナルコンテンツを放映します。また、「RAIL VISION」は、上下線ホームの天井から下がり壁に設置した全長約90mのサイネージで、周辺環境と連動したオリジナルコンテンツを放映するのは全国の駅において初の取り組みです。企画・運営はイッツ・コミュニケーションズ株式会社(以下、イッツコム)が手がけ、今回放映するオリジナルコンテンツの制作において、「Flowplateaux(フロウプラトウ)」と「GOO CHOKI PAR」と共創しました。
新たな情報発信媒体を用いて、ご利用のお客さまとまちとのつながりを生み出し、輸送障害時などにおける駅構内の情報発信強化に取り組みます。
また、駒沢大学駅の竣工に合わせたイベントとして、2025年4月13日()から5月31日()までの間、「ポートレート写真展」を行います。このイベントは駒沢大学駅エリア在住のカメラマン若木信吾氏と共に、駒沢大学駅エリアで過ごす多様な人々の「駅と自分の生活のつながり」をテーマにしたポートレートやメッセージを駅構内に展示し、本サイネージにも放映します。企画・運営は、株式会社東急モールズデベロップメント(以下、東急モールズデベロップメント)が行い、クリエイティブコンテンツの制作は、「SIMONE INC」と共創しました。駅を起点にまちの魅力を発信することで、東急線沿線の魅力向上を目指します。
本プロジェクトは、鉄道の安全・安心向上を目的とする、田園都市線地下区間の5駅における設備更新工事に伴い、「脱炭素・循環型社会」の推進や、地域とつながる駅空間と「サステナブルな地下駅」の実現を目指すものです。今般竣工を迎える第1弾の本工事は、空調設備改修へのコミッショニングの導入によるCO2削減、建築資材に廃材を活用した廃棄物の削減、国産材の活用による森林資源の循環への貢献などのさまざまな環境施策に取り組みながら2021年7月から工事を進めてきました。
東急と東急電鉄は、引き続き脱炭素・循環型社会の貢献および地域に開かれた「サステナブルな地下駅」を目指し、本プロジェクトをグループ一体となって進めます。

NEWS ARCHIVE

ニュースアーカイブ