座談会企画
「若手が語るTMD」
入社2年目の3人が社会人として、
TMDの一員として、同期だからこそ語れる、
この1年で経験した仕事、人間関係、働き方について。
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岩倉 稜太
RYOTA IWAKURA
沿線運営部 青葉台東急スクエア
施設内における店舗の再契約業務、新規出店や開店に伴う営業面でのサポートを担当。テナントスタッフの従業員満足度(ES)や、顧客満足度(CS)を高める施策も企画・実施
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小山 大輝
HIROKI KOYAMA
財務戦略部
口座管理や、経費、会計システムの設定など財務・経理業務を担当。親会社である東急(株)との連結決算など幅広い領域の財務業務に携わる
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島田 有希子
YUKIKO SHIMADA
沿線運営部 武蔵小杉東急スクエア
施設の売上向上を目的に、季節に合わせたイベントの装飾の企画・実施、公式ウェブサイトやSNSの管理・運用など、お客さまの来館を促進するための仕掛けづくりを担当
TMDで働いて“見えてきた”もの。
島田:東急モールズデベロップメント(以下、TMD)に入社する前に考えていたことと、実際に仕事をしてみてのギャップってあった? 小山:僕は、新卒でいきなり財務戦略部という経理部門に配属されたことがまず驚きだった。最初は戸惑ったけれど、やってみると会社全体の流れを把握することができるし、責任のある仕事でやりがいも感じている。本社に勤務しているから、現場の各SCとはあまり関わりがないかなと思っていたら、そんなことは全然なくて。そこもギャップだった。 岩倉:今日もうちの施設に来ていたよね。 小山:そうそう。財務戦略部の中でそれぞれ担当している施設があって、自分が担当している施設とはコミュニケーションをとるようにしている。各SCの運営をサポートすることが、財務戦略部の仕事でもあるんだよね。 島田:私の場合は、販売促進の仕事に就いたばかりなのに「こんなに任せてもらっていいのかな」とびっくりしたのを覚えている。広告のデザインを決めたり、企画をしたり、自分の裁量でできることが想像以上にたくさんあったから。 岩倉:販売促進の仕事は華やかで、キラキラしたイメージがあるよね。就活生が一番イメージしやすいかもしれない。 島田:いやいや、結構地味だよ。今日も朝から施設内のポスターを回収するために駆け回っていて。でも、そんな裏側も含めて、この仕事が楽しいし、好き。 岩倉:僕がしている営業の仕事も、契約書を作るなどの事務作業が結構ある。そういう外からは見えない部分の重要性は、働いてみたからこそ分かった気がする。「こんなに任せてもらえるんだ」っていうのは、僕も驚いたし、それがモチベーションにもつながっているよね。
社会人1年目の“シゴト”のはなし
島田:いつも同期と話していて感じるのが、みんなそれぞれの部署で1年目とは思えないほど重要な仕事を任されているなと。入社してすぐの段階から、いろいろなチャレンジができる環境だよね。 岩倉:たしかに。僕の1年目での一番のチャレンジは、「このお店に入ってほしい!」と思っていた店舗が催事に出店してくれたことかな。出店してもらえるように交渉し、条件を決めるところにも関わることができて、出店が決まったときにはとてもうれしかった。 島田:私は、自分の感性で販促物のデザインを決められたときがうれしかったな。代理店から何パターンもデザイン案があがってきて、その中からどれがいいか、部署内で話し合いながら決めていくのね。今、振り返ると、新入社員ならではの新しい視点が求められていたんだと思う。 小山:入社1年目は、消費者の視点に近いともいえるしね。 島田:小山くんも本社で新しいことに挑戦しているよね? 小山:僕は、支払業務のマニュアルを提案しているところ。コロナ禍で、現場の支払担当者が出社できない事態が起こりそうになったことがあって、その経験から、緊急時の支払いマニュアルを作ろうと思ったのがきっかけ。これから実際に機能するかを検証していく予定なんだ。 岩倉:いざというときを想定した仕組みづくりは必要だよね。TMDの全体が見えるからこその提案だと思う。
職場の“雰囲気”と“社風”
岩倉:TMDは、会社全体としてフランクな雰囲気があるよね。今、僕がいる青葉台東急スクエアのマネジメントオフィス(事務所)は、和やかな雰囲気で居心地がいい。みんなのところは? 小山:僕も入社直後の3カ月間は、岩倉くんがいる青葉台東急スクエアで研修を受けていたので、その感覚は分かる気がする。新人でも意見を聞いてもらえるし、温かい職場だよね。それは本社も同じで、先輩や上司に対して思ったことを言えるのは、受け止めてくれる雰囲気があるからだと思う。 島田:私の所属する武蔵小杉東急スクエアは、結構熱い人たちが多いかも。新しい取り組みにも貪欲にチャレンジする感じがあるんだよね。だから、意見を求められることも多い。 小山:新人だから「言われたことをやる」というよりは、「一緒になって考えていこう」という空気感があるよね。それがTMDの文化になっていると思う。 岩倉:新入社員に対して先輩がついてしっかり見てくれる、OJT制度があるのもうれしいよね。そのおかげで、プレッシャーのかかる仕事でも安心してできたと思う。1年目から安心して業務に取り組むことができたのは、先輩の存在が大きかったな。 島田:私も同じ部署の先輩たちには助けてもらっているよ。初めからいろいろな仕事を任せてもらったことで視野が広がったと思うし、この1年で、自分のやるべきことを把握しながらスケジュール管理をする力は身に付いた気がする。 小山:僕も同じ部署の先輩に、「あれは進んでいる?」「大丈夫?」とフォローしてもらったことが、すごくありがたかったな。 岩倉:僕の場合、先輩に頼りすぎてしまっていた部分もあって、先輩が異動になってから自覚が芽生えたというか、覚悟が決まったところがある。その変化が伝わったのか、最近では周りから「頑張っているね」って言ってもらえるようになったんだ。 小山:上司との距離感が近いのはうちの特徴だよね。何かミスをしても、厳しく注意されるというよりは、「次はこうしたらいいんじゃない」と一緒に改善策を考えてもらえる。入社1年目から所属長と日常的な会話ができるのも珍しいんじゃないかな。
“シゴト”と“プライベート”の両立
岩倉:そういえば、僕ら同期が仲良くなったのって、何がきっかけだったっけ? 小山:入社してすぐは新型コロナの影響であんまり集まったりはできなかったよね。半年くらい経ってから、食事に行ったときに同期6人が意気投合したんだよね。 島田:その後はどんどん仲良くなって、最近では6人で金沢に旅行に行ったね。 小山:仕事で困っていることとか、悩んでいることを同期に聞いてもらっているし、今ではお互いにプライベートな相談までする関係だよね。 岩倉:仕事という共通点があるから仲良くなったのもあるけど、性格も似ているというか、波長が合うんだよね。TMDに入社して良かったことの一つに、同期の存在がある。 小山:僕は同期の中では唯一の本社勤務だけど、同期が現場で働いているから、施設に相談したいことがあれば橋渡しをしてもらえるのがありがたい。 岩倉:TMDの働きやすさとして、有給休暇を時間単位で柔軟に取れて在宅勤務ができるのもいいよね。上司や先輩も柔軟に休みを取っているから、新入社員でも取りやすい。今の時代に合った働き方ができている感じがする。 島田:仕事とプライベートが両立しやすいのもTMDの良さだよね。スライド勤務が可能だから、私は定時よりも2時間早く出社して、その分、早く帰ることもあるし、そういう働き方ができるのは、メリットだよね。あとは、服装が自由なので、好きなファッションを楽しめること。もちろん、TPOはわきまえてます(笑)。 小山:僕はスーツとネクタイが定番だけど。岩倉くんと島田さんが言うように、趣味の時間もつくれるから、充実した社会人生活を送ることができているよね。趣味の夜景を撮影しに行くときは、僕も早めに出社することがある。 岩倉:僕はサッカーをやっていて、社内のフットサル部に入っているんだ。月1回、いろいろな部署の社員が集まって、グラウンドを貸し切って練習をするんだけど、普段の仕事では直接関わりがない方たちとも交流できるから、参加するのがすごく楽しい。 島田:社内を見渡してみても、プライベートが充実している人が多いよね。
社会人2年目、それぞれの“チャレンジ”
小山:これからチャレンジしたいことはある? 僕は、財務戦略部って堅いイメージを持たれている気がするので、そのイメージを変えられたらと思っている。各SCに行って直接コミュニケーションをとりながら、現場に寄り添うような仕事をしていくのが目標なんだ。 岩倉:小山くんならできそう。僕は、自分の担当にかかわらず、いろいろな業務ができるようになりたいなと。そういう先輩には憧れるし、自分も何でもできるようになりたい!って思っている。 島田:小さなチャレンジになってしまうけど、販売促進の仕事は前例踏襲が多かったりするので、できるだけ毎回違うことをしていきたい。時代の変化が激しい中で、お客さまのニーズに沿った販売促進の方法を考えていきたいな。
わたしたちが思う“TMD PEOPLE”とは
小山:僕たちが行っているショッピングセンターの運営は、“まちづくり”に関わる仕事の中でも、まちの魅力をつくる一番の要素だと思うんだよね。なぜなら、ショッピングセンターは人が集まり、コミュニケーションが生まれる場所だから。10年後20年後にどんなまちにしていきたいか。そんな理想を持っている人は、ぜひTMDに来てほしい。未来につながる“まちづくり”を一緒にしていきたいな。 岩倉:まちの価値を高めるという“まちづくり”に興味がある人は大歓迎だよね。それから、自分一人でやるよりも仲間と一緒に何かを成し遂げたいという人には、TMDはぴったりの会社じゃないかな。チームで取り組む楽しさを存分に味わえるはず。あと、毎日のようにイレギュラーなことが起こるから、飽きることがないよね。 島田:そうだね。ECでの買い物が当たり前の中、これからのショッピングセンターは大きく変わっていくと思う。目の前のお客さまをおもてなしするのも一つの仕事だし、時代に合わせて変えていくのも仕事。そう考えると、やりがいがあるよね。 小山:一緒に働くならチャレンジ精神がある人がいいな。一緒に切磋琢磨できそうだよね。 岩倉:いろんなことに興味がもてる人もいいよね。僕たちの仕事って、決まったものだけではなくて、どんどん広げていけるので。 島田:それはあるよね。新しいことにチャレンジできる会社だから、“ワクワク”するようなことを思いつく人と、ぜひ一緒に働きたい!
2022年8月時点